本講座の構成
右インフォメーションに目次がありますが、第1章として基本講座、第2章として各ケースごとに分けての解説をしていこうと思います。すでに目次も決まっていますのでいきなり変更等はないはずです。。。
写真を撮る上でもっとも基本的なピントから始まり・・・露出について、光源の説明としていくつもりです。
あまり基本的なことばかりではつまらないと思いますので・・・各ケースによる注意事項や、オススメな撮りかたを第2章にもってきました。
もしかすると、続きができるかもしれませんが・・・現時点ではまだ何もできてないので・・・今後のことはわかりません(笑)
それでは初心者写真講座の始まりです。
ないと困るもの。
一眼レフ
レンズ
メモリーカード
掃除道具
ですかね。よく、一眼レフで価格が高いものと安いもので写る絵が違うのか?と聞かれますが・・・違うと言えば違うし、違わないと言えば違いません。意味分からないですよね。じゃあメリットとデメリットをあげていきましょうか。
メリット | デメリット | |
価格が高い一眼レフ | 細かい設定ができる。 耐久性が高い。 過酷な条件下でも写真が撮れる。 レタッチ耐性が比較的高い ハッタリがきく。 |
大きい。 |
価格が安い一眼レフ | 価格が安い。 |
大雑把な設定しかできない。 耐久性が低い。 過酷な条件下で、まともに写真が撮れないことがある。 |
けっこう当たり前かなと言う感じがありますが・・・
さらに補足をします。まず価格が高い一眼レフについて
かなり細かい設定が可能になります。これにより、より撮影者の意図をより反映することができます。
耐久性はシャッターユニットだけでみても300,000回持ちます。ただ・・・これって、かなりの数で、普通の人はこんなにシャッターきることはありません。。。でもプロカメラマンは・・・半年でシャッターを交換する人もいるようです。。。
過酷な条件下というのは・・・水が舞っているところとか、すっごく暗いところとか、すっごい静かなところとか・・・特殊環境をいいます。
レタッチ耐性は・・・PCで画像をレタッチ(修正)する際に、画質、色、階調が崩れにくいということです。
ハッタリが聞くというのは・・・・単純にいいカメラを持ってると写真上手そう・・・てな具合に・・・でも腕がついていかないと悲惨です(笑)
総合して・・・プロカメラマン向けということですね。どんな状況下でも写真を撮ることを可能にし、より撮影者の意図を反映する。そしてなによりもタフネス。。。といったところでしょうか。撮影後のデータに関しても、レタッチが効き、仕事向けですね。弊害として、大きく重いです。その存在があるだけで空気が張り詰めかねません(汗)
価格が安い一眼レフは・・・
価格が安い・・・最近では4万円きるのもあるとか(汗)
小さく、軽い・・・これは重要なことで、小さければ、普通のバックにも入れられるし、軽ければ、いつでも持っていこうと思えます。
オートモードが豊富というのも一つのメリットで、撮影者の意図を反映することはできないのですが、シャッターチャンスに強いという側面を持っています。
どちらかというと、生活直結型とでもいうべきでしょうか。いつでも持ちあるけて、普通の生活で使うことができる・・・まさに普通のアマチュアの方に適したカメラだと思います。
デメリットも上げましたが・・・通常の撮影・・・特に生活の範囲で・・・困ることはまずありません。
もうちょっと細分化するとハイアマチュア向けというのもあるのですが・・・これは上記二つの価格帯の中間に位置し、プロカメラマンが使うほどの要求性能は無いにしても通常使う分には十分な性能を有しているカメラです。
プロ機との差は耐久性と光学ファインダーの性能が違うくらいでしょうか。。。細かいところを見ると、色々違う部分はあるにしても・・・そこまでカメラの性能を使いこなせる人はあまりいないんじゃないかな・・・というのが個人的見解です。
まとめると、カメラをどのように、何のために使うかによって・・・おのずと必要な価格帯が分かるような気がします。安いカメラはよくない・・・高いカメラはいい・・・というわけではなく、それぞれの価格帯のカメラには役割があり、通常の生活で、常にカメラ、写真とありたいという人には・・・比較的低価格帯の小さく、軽いカメラがオススメです。
さらに写真技術を高めたい、もと追い込んだ設定を行なうことで、より完成度の高い写真を撮りたい人にはハイアマチュアクラスのカメラが必要で・・・
写真で仕事をする人にとってはプロフェッショナル向けのカメラなのかなと・・・。
でも上記の説明は一般論であって、もちろんアマチュアの方でもプロ向けのカメラも使いますし、プロだって、ハイアマチュア向けのカメラで仕事をする人も沢山います。
重要なのは、自分のカメラがどういったことに対してメリットがあり、どういう部分にデメリットがあるのかを把握し、使うことではないでしょうか。高いカメラだから綺麗な写真が撮れるわけではないのです。撮像素子の性能は撮影の限界地点までいくと差がでるものの、通常の撮影環境ではほとんど差がでません。逆に、大きくて重い、プロフェッショナル向けのカメラでは明らかに撮れない写真も沢山あります。
もちろん、1枚の写真の完成度を高めようとすると必然とプロフェッショナル向けのカメラが必要になります。
自分が何を撮りたいのかを明確にし、必要なカメラを選定できることをお祈りします。。。(笑)
写真データ
上 EOS30D+EF24-70mmF2.8L USM F3.5 SS1/200 ISO100
→第02回 ピント